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僕にもう少し実力があれば…!

なんという努力不足。

努力したつもりで生きてたのが

どうにも腹立たしいこの頃です。

 

 

 

仕事でもプライベートでも

色んな所への移動中に

通過する小さい村的な

なんにもないし名前もわからんようなド田舎の景色が好きです。

なんか前にも似たような事書いてた気がしますが。

またこれについてはしっかり書きたいと思います。

 

 

話は変わって

自分の家の裏はすぐ山があり、

昔っからその山の頂上には何があるのかとか

その山を超えたら何があるのかとか、

ずっと考えていました。

想像の地図を描いてみたりして

この山を超えたらこんな世界があるに違い無いと、

描いた地図はかなりファンタジーな地図だった気がします。

 

開拓されてない田舎の山など

ずぅーっと果てしなく続くもので

終わりがなく全て繋がっているような感じで、どこまで続いているのかなど想像も出来ないぐらいの山岳地帯なわけです。

まったく峠道があったりするわけでも無いのです。

 

小学生の時に

友達との遊びといえば常に山か川で遊んでおり、

山で遊ぶ際にはとにかくひたすら山を登るだけの冒険でした。

 

遊びなんてそれぐらいしかなくて、

その他に何もする事がありませんでした。

 

そこで近所の山々を次々と冒険していった訳です。

山がひたすら続くと言っても

沢山の山がとにかく密集していてそれが続いているだけなので、1つ1つに頂上はあるのです。

 

 

そこでやはり裏山の冒険をする事にしました。

小学生なので遭難してしまえばもう終わりです。

てか小学生でなくても終わりですが

当時携帯電話もある訳ないし

登山装備も一切ない状態でした

 

その山に登るには

まず

近所の家の脇道から山に続くめちゃくちゃ細い獣道のような所を抜けて行くと

 

鳥居と階段が出てきて

その階段を上がるとめちゃくちゃ小さいお地蔵さんがあるのですが

 

そのお地蔵さんの横の石垣を登って山に入っていくルートが1番進みやすいルートだという事を知っていたので

まずはそこから頂上を目指す事になります。

 

とはいえ道もないのでとにかく枝をなぎ払いながら進むしかありません。

 

 

キツネもたぬきもウサギもイノシシもシカも余裕で出てくるような地域ですし、

クマなんかと会えば即死です。

フクロウはなかなかレアですね。

 

それでずっと登っていくと

明らかに頂上だと思われる場所が見えてきました。

 

不思議な感じでした。

 

 

それまで登ってきた地面は

 

落ち葉か土か

茶色くて黒っぽかったのに対し

 

見えている頂上は芝生のような所でした

しかもそこだけ日差しが差していて

木が一切生えておらず、なんとも言えない空間が見えました。

 

興奮を隠せず頂上まで駆け寄ってみれば

そこには小さい祠がありました。

伝わるかなぁ

お地蔵さんとかが入ってそうな小さい木製の家の形したやつな。

 

 

誰も整備なんかしなさそうな山の頂上にはそれだけがひっそりと

あっただけでした。

 

さらに向こう側におりていけば

もっと奥の次の山にいけるような道がみえましたが

 

子どもながらも

この先が危険だと感じたのか

その先には進みませんでした。

 

ここから

近所の山の頂上を全てコンプリートしようという遊び方になり

どんどんとんでもない事になっていく訳です。

 

 

 

つづく