俺のノンフィク

過去に高校生時代をざっくり書きました

 

 

その後ですが

 

 

某専門学校のギター専攻コースに入学

当時、入学の際に実技テストのようなものがあり、それぞれ好きな曲を弾く事になってて

 

恥ずかしいぐらい田舎者野郎の僕は

氣志團を弾いた。多分かなりドヤ顔だったと思う。チャラチャラしたヤツらの多い学校に入学してしまった…

と、正直思ってた。

他の皆はなんというか、

知らんハードロックの曲を弾いてた。

 

 

入学して田舎育ちと都会育ちの違いに言葉が詰まるぐらいびっくりした。

ジェネレーションギャップに耐えれずキツかった。

しかもやっぱり皆めちゃくちゃ上手くて惨めな気分になった。

 

髪の毛も田舎には派手髪といえば金髪しかいなかったのに

赤とか緑とか青とか、なんかレインボーすら居た。

 

文化の違いが凄すぎる。

当時、ニコニコ動画がめちゃくちゃ流行ってた。アニメも凄い勢いで流行り出してた。

 

田舎の高校ではオタクと言われる部類の世界で、今までそんなオープンにアニメとか、ネットの世界を熱く語る連中なんて初めて見た。

 

逆にアニメを見ない、ニコニコ動画を見ない、知らない事が

もはやそっちのほうが恥ずかしい事だと

そこまで思った。

 

まずボカロ、アニメ、ニコニコ動画の歴史等全てを勉強した後、

全てにまんまとハマった。

めちゃくちゃハマった。

もうめちゃくちゃ良かった。

 

自分の知らない領域に踏み込み、

色んな人と新しい世界の話をして

なおかつカッコ良い音楽にもいっぱい会えて、完全に酔ってしまってた。

 

ボカロに関しては当時が

超絶最盛期だったと思う。

 

今まで何をしてきてたのか

自分が情けなく思えるほど

世界が広がり、色んな音楽も聞くようになった。

 

そんな時に専門学校の同い年で

1番上手そうなメンバーを集めてバンドを作ろうと思った。

 

で、見事に集まったメンバーで

LoseRというバンドを作った。

こんな名前でオリコン1位をとってしまえば

それ以下のお前らは一体何だ

みたいなめちゃくちゃ調子に乗った

中2感半端ないバンド。

でも今でも全然、やれた事に後悔して無いバンド。

 

しかし、日本でのギタリストは

バンドにしか居場所が無い事にもイライラした。

 

海外ならギタリストとしてソロライブとか出来るプレイヤーがいるのに

日本でギタリストがソロ活動するなんて自殺行為のように思えた。

 

バンドはもちろん好きで

メンバーも好きでも

バンドしか選択肢が無いのか…

 

と思ってた所

 

その答えを見つけれたのもニコニコ動画だった。

ソロで活動してる人

めちゃくちゃ多い。

 

いつかバンドとソロの両立を出来るようになろうと思いながら

 

音源も作り、ライブもいっぱいした。

その頃ぐらいに日本のバンドシーンに

ハードコアブームが一気に来た。

元々その路線でやりたかったので願ったり叶ったりだ。

 

 

色々紆余曲折あり、さらに色々出会いもあり、人との繋がりだけ財産として残って、

結果的には後々LoseRは脱退する事になった。